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10日間の夏休み  1/2

 8月1日から沖縄では10日間の夏休みが始まります。10日間の夏休みというのはみな経験がなく、どう対応すればいいか困ってしまいますね。しかもそれは夏の少年少女たちだけの問題ではなくて、学校の先生も、お父さんお母さんも、お店の人たちも、みな同じなんですね。

 そもそも新型コロナウイルスという人類未知のウイルスにより、社会機能が大幅に制限され、学校がお休みになったりお店の経営が制限されたり、外出が制限されたりすることが初めての経験でした。しかもそれは世界各国ほぼ同時に起こったのです。そしてそれは変わらず続いています。収束は見えず、このまま「新しい生活様式」などという呼称を与えられ、マスクをつけずに外出することがはばかられるほどです。

 世界は流転します。常に変わり続け、動き続けます。予測はできません。いちいちそれに対応して、なんとか生活してゆかねばなりません。死なずに生きること、それしかないのです。

原発の制御の難しさ、プラスチックによる海洋汚染、自然災害の頻発、米中問題、北朝鮮問題、中国との国交問題、日韓の摩擦…… 人間の問題と自然の問題と、課題が山積しています。時として絶望したくなることもあるでしょう。しかし生きるほかないのです。

続きは次回。

 
 
 

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