名言についての所感 泡坂妻夫篇 2/4
- sojisakurai
- 2021年2月10日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年3月10日
しかし後天的に身に着けてきたこうした作法は、時として興奮状態に陥った時、コントロールできなくなることがあるのです。動物のようになってしまうのです。特に子どもはその傾向が強い。なぜならそれら(礼儀、作法など)を発揮してきた場面が単純に少ないからです。そのことにより、例えば学校で授業崩壊が起こったり、いじめが起こったりするのです。また悪ふざけで事故が起こったり、大けがをしてしまうというようなことが起こったりします。もちろんそれがすべてではないでしょうが、要因の大きなひとつといえるといえるのではないでしょうか。
学校現場において、このことを知っていて意識し、うまくコントロールできる先生と、まるで意識せず、場を支配出来ない先生がいたように思います。今思えば、ということですが。
生徒をうまく制御できる学校の先生は、このことを無意識的に知っていて、コントロールしていたのだろうと思うのです。私が小学生だった時、まともに授業を進行できない先生は、このことに思いが至らなかったのだろうと、今は思うのです。
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