名言についての所感 ガンディー 3/3
- sojisakurai
- 2020年7月18日
- 読了時間: 2分
結果はどうだったでしょうか……
分かりません。トノサマもユキオも、勉強を始めるのがいささか遅かったようです。トノサマは勉強が不十分ですが睡眠時間はとれています。ユキオは睡眠不足ですが勉強は十分なようです。しかし直前のユキオがリアリティを持ってしっかり勉強したことには間違いがありません。おそらくこの情報だけで判断すれば、ユキオのほうが高得点を取る可能性のほうが高いでしょう。1番かどうかまでは分かりませんが。
何を言いたいかお分かりですね。「1番を取りたい」と「1番を取る」は大きな違いなのです。「取れたらいいなあ」は「そうなったらいいなあ」であり、実現するかしないかは、人任せ、外野任せですね。しかし「取る」は自分の意思です。これが「思った通りになる」の意味です。
「明日晴れたらいいなあ」は、正しい。自分の意思で変えられるものではないですからね。
だから実はこのガンディーのことば「思った通りになる」というのは「え。そうなの。じゃあおれお金持ちになれるかな」というようなファンタジーな話ではなくて、「人ってがんばるよね、そうなったら」という、案外夢のないことばでもあるわけなのでした。
これは例えば負の考え方にも当てはまります。「わたしなんて何をやってもうまくいかないのよ…」「できるわけないよ・・・」そう、その通りにほぼなります、確かに。
そういうわけで、「〇〇高校受かるといいなあ」ではなくて「〇〇高校に受かる!」と言わなければなりません。そうするとじゃあ今から何をしなければならないか考えるわけです。
実は名言1つとってもなかなか簡単に解明できません。色々な考え方があるからです。この解釈もあくまで私個人の解釈であり、ガンディーさんは「いや、それとは違うんだけどな…」と思うかもしれません。でもいいのです。そこから何を学ぶかです。何を教訓とするかだと思うのです。
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