top of page

わかってるがな。

 口内炎。口内炎ができても、黙っていれば、ばれません。黙っていればというのは文字通り言葉を発しなければ、しゃべらなければ、という意味。何か発音してしまうと、舌足らずでふざけているようなしゃべり方になるので、ばれる。頬の裏にできたぶんにはしゃべりに影響しないので、口内炎ができたという事実を誰かに伝えさえしなければ、ばれない。しかし舌にできたらもうだめだ。痛みに負けた舌足らずなトークで、すぐに周りにそれと知れる。そうなるとどうなるか。提言です。「野菜が足りないのだ、野菜を食べなさい」

 私は私としか生きていないので、私以外のことは分からないのですが、人に口内炎を伝えると、人はほぼみな野菜について語ります。しかし私は、常日頃から野菜は摂取しており、ネットで調べる限り(まあ、ネット情報ですが)どうも体質のような気がしているのです。だから「野菜を・・・」と言われると、三代目濱田魚武(詩人)のように、心の中で言うのです。「わかってるがな」

「そんなことよりあんたこのCDなおしとかなお父さんにしかられるで」・・・

 そういうわけでお電話をくださったとき、ふざけたようなしゃべり方でも決してふざけているわけではなく、それは口内炎のせいなので、どうかお気を悪くされないようお願い申し上げます<m(__)m>

 
 
 

最新記事

すべて表示
待てば海路の日和あり

― たとえ時化(しけ)が続いても、待っていればそのうちにかならず航海に適した穏やかな天気になる。じっくりと好機を待てというたとえ ― 2022年4月より、同じアパートの1階に引っ越しました。誰にとっても入りやすいですし、外からよく見えるから安心です。なにより階段を上らなくて...

 
 
 
名言についての所感  泡坂妻夫篇  4/4

さて、このように、学校の子どもたちはこのような状況の中で日々をすごしているわけです。教室は、実はわりとシステマティックに統率できるのですが、しかしながらそこに人間的温かみや、優しさや道徳がなければ、意味も効果も薄いでしょう。そこに先生の技量が試されているのでしょう。だれにで...

 
 
 
名言についての所感  泡坂妻夫篇  3/4

どうしてこの、「子どもは紳士に仕立て上げてから物事に当たらせなければならない」という教えを、教職免許皆伝においてどうして具体的に伝えないのか、今では不思議に思います。これはある程度技術です。気の弱い先生であろうと、後天的に習得できます。私はおよそ免許と縁がない人間なので、教...

 
 
 

Comments


お問い合わせ

住所:〒901-1414 

沖縄県南城市佐敷津波古1082-101号室

(かねひで佐敷店向かい)

電話:070-3305-9306

月~土/午後3:00~午後9:30

ご要望

Thanks for submitting!

 © 2019 by Marujuku . Proudly created with Wix.com

bottom of page