引き潮のウミヘビ
- sojisakurai
- 2019年10月5日
- 読了時間: 1分
更新日:2019年10月17日
午前中は主に会社でアルバイトをしております。10月5日(土)、本日晴天の下、プライベートビーチを清掃していると、引いていく水際から10メートルくらいの砂浜に、黒い物体が落ちています。よく見るとそれは1メートルほどのヘビが丸まっているのでした。そしてそれはゆっくり動いています。どうやら生きているようです。近くには死期を待っているのか鳥がうろうろしています。あまり詳しくはありませんが、黒い色、いる場所を考えれば、見たことはないがイラブー、すなわちウミヘビにちがいない。どうやら引き潮に乗り遅れたようです。手ごろな流木にからめて、海まで運んでいくと、相当弱っていたように見えたそれは、水を得た魚のように、するすると実にうまく頭を出しながら沖へ向かって泳ぐではありませんか。ああ、やはり君はウミヘビだったんだね。見た目は普通に、陸生のヘビとほとんど変わらないですね。思い返せばしっぽ(全体しっぽに見えますが)の部分にひれが生えていたなあと、その優雅にくねる後ろ姿を見送りながら、思ったのです。
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